北部分会 富田国男
9月21日、日曜日に町場群に所属する仲間たちと東京都水道歴史館へ見学に行きました。
一番印象に残ったのは、江戸時代初期の土木工事です。映像と水路の地図で示されており分かりやすいものでした。多摩川からで玉川上水を職人の手で堀りすすめ、江戸中に木樋(もくひ)という水道管を通した大工事だったという事が分かりました。木樋の大きいものは大人が這って通れる大きさで、埋設した際に釘がさびないように埋め木で処理してあり、技術の高いものでした。当時使われていた釘も見ることができました。
江戸の長屋が展示では庶民の生活がわかり、上水と洗濯水を分けるなど生活しやすい工夫がありました。
見学の後は御茶ノ水駅近くの焼鳥屋さんで親睦会がありました。初参加の方もおり、現在のお仕事内容や職人さんを探しているという話があったりしました。現場のありがちな事などで盛り上がり、楽しく過ごすことができました。
—以下は当日の様子をお届け!—
現代の水道管。初期の鉄管は鋳鉄製でベルギーやイギリスからの輸入品が使われ、その後国産化。素材も高級鋳鉄やダクタイル鋳鉄といった丈夫な素材に切り替わったそうです。でかい。
水道の歴史展示。東京都水道局による調査では、1人あたり1日に平均214リットル程を使っているそう。多い。
玉川上水が作られたことによる川の流れ。私達の生活用水がどこから来ているかが分かります。(川の流れが)長い。
次は年度末の交流会を企画していきます!お楽しみに!




