【報告】2023年11月9~10日 シニアクラブ 無言館・北向観音・旧軽井沢散策一泊バスツアー@長野エリア

シニアクラブ担当書記 工藤

シニアクラブ長野一泊旅行の報告です。今年は一日目に無言館と北向観音、二日目に旧軽井沢を散策してきました。

7時10分、シニアの旗やカメラを担いで集合場所の新宿工学院前に到着。7時半集合8時出発の予定でしたが、ほとんどの方がお揃いでした。中には6時半から待っている方も。

7時20分、小倉委員長が到着し全員集合。長野県に向け出発です。

バスを走らせること数分、最初のトイレ休憩場所は新宿中央公園でした。

加藤会長挨拶、

小倉委員長挨拶に続き、

マイクを回し全員が自己紹介。「去年と同じ席に座りました」と言っている方がいました。すごい記憶力です。

皆さん早朝からビール・日本酒・焼酎をご所望。朝酒健康法を実践していました。

役員さんが、酒飲みの好みを知り尽くしたおつまみセットを作ってくれていました。隣の組合員さんも嬉しそう。

車窓に紅葉が増えていきます。

いいちこが朝日を浴びて輝いています。

何度か休憩を挟み、昼食会場に到着。

お昼はキノコ料理です。

精進料理かと思っていたらキノコ汁に豚肉が入っていました。自宅へ帰ってから真似をして作ったほど、とても美味しかったです。

お土産屋さんでお買い物。「ここなんて書いてある?」「この栗は中国産ですね」「これは?」「これは日本産って書いてありますよ」と、小さな文字の原材料欄を皆さんの目に代わって読みました。

見たことのない立派なマツタケが売っていました。

食後、輪投げについて熱く語っている輪投げ名人の2人。

シャインマスカットソフトクリーム、とても美味しかったそうですよ。

続いて無言館へ。

若くして戦争で亡くなった画学生や芸術家の卵たちが、出征前に描いた家族や恋人、ふるさとの絵を展示している施設です。

無言館へ向かう途中、立派な木にみんな見惚れていましたが、誰ひとり何という名前の木か分かりませんでした。何歳になっても世の中は知らない事だらけです。

ミッキーみたいに刈られた木に赤い実がなっていました。

組合員さんから「これは食べられるよ、子どもの頃によく食べたよ」と教えてもらい、皆で実を食べました。種はとても苦いですが、実はほのかに甘く懐かしい味でした。

無言館の館内は撮影禁止です。

施設を出たら、加藤会長が「泣きたくなる」と言っていました。さっきまでバスでどんちゃん騒ぎをしていた組合員さんが「無言になるのが分かる。もう一回来たい。ゆっくり見たい」と言っていました。施設内で絵画を観ている組合員さん達の泣きそうな顔。

こんなに悲しい表情の組合員さんを初めて見ました。戦後何十年経っても人の心を苦しめ悲しませる戦争を、絶対に許さない、と思いました。

次は北向観音へ。善光寺と向かい合っていて、両詣りするとさらに縁起が良いそうです。

小倉委員長が御朱印帳を購入し御朱印デビュー。ようこそ、めくるめく大人のポケモンワールドへ。

一路、本日のお宿「千曲館」へ。

無事到着し、お宿自慢の温泉について説明を受けました。日や時間によってお湯の色が変わるそうです。

まずは温泉に入り、部屋ビールで下地を作り、宴会です。

贅沢御膳。

どれも日本酒の肴に最高で、一人でぶつぶつ食レポをしていたら、隣の組合員さんから「一口ずつに感想を言ってるね」と驚かれました。

お腹いっぱいで箸をつけられなくなった皆さんのご馳走やお酒が私のお膳に集まり、幸せでした。

続いてカラオケ。小倉委員長が皆さんから歌いたい曲を聞き取り機械に入力してくれました。

シニアクラブの旗を舞台に飾ったら総会みたいになりました。

宴もたけなわ、最後は女性陣による「まつのき小唄」でフィナーレ。

加藤会長が閉会&二次会の飲み部屋を案内し、

夜はまだまだ続きます。皆さん朝からずーっとお酒を飲んでいるのに元気です。

小倉委員長はこの夜3回もコンビニにお酒を買いに走ってくれていたそうです。何度も私にお酌をする組合員さんに「工藤書記にいくらついでも無駄ですよ、ザルだから」と言っていました。

小倉委員長がケータイを駆使し、さらにアカペラでカラオケ大会。

私も「酒と泪と男と女」を歌いました。

温泉に入り、組合員さんと一緒に満天の星空を首が痛くなるまで見上げ、眠りにつきました。楽しい夜でした。

翌日、朝ごはん。

みんな揃ってリンゴジュースで乾杯。

食後、仲居さんがお薬用のお水や爪楊枝を配ってくれました。「歯がないから楊枝はいらない」という組合員さんの声が聞こえました。

宴会で食べきれなかった炊き込みご飯をお握りにしてくれたり、とても優しい仲居さん達でした。部屋に置いてあったアンケートに「暖かいご対応ありがとうございました。」と書きました。

霧雨の中、旧軽井沢へ。車内で加藤会長が「足腰の痛かった方、温泉に浸かってどうでしたか?」と聞くと、皆さん元気に「治ったよー」と返事をしていました。

「朝ごはんのおかずが多くて、いつもよりおかわりする人が少なかった」という言葉に、いつもはもっとおかわりする人がいるんだ、とびっくりしました。

旧軽到着。皆さんもちろん朝からお酒を飲んでいるので、最初に目指すはトイレです。

街並みを散策中、行列を見つけて「何に並んでるの?ラーメン屋さん?」と聞く組合員さん。イタリアンレストランでした。軽井沢ですからね。

軽井沢に別荘を持つ組合員さんに、おすすめのお店をいろいろ教えてもらいました。

続いてお昼は横川の釜めし。 

食べ終わったお釜の容器を持ち帰れる事で有名なおぎのやです。

組合員さんに、お米を炊くのはもちろん、鉢植えにしたり漬物入れにしたりとお釜の活用方法を教えてもらいました。皆さんご自宅に何個もあるようで、ほとんどの方が容器をお店に置いていきました。バスの運転手さんは嬉しそうに持ち帰っていましたよ。

旅行会社さんが瓶ビールを差し入れてくれました。

ここが最後のお土産売り場です。

組合員さんから名前キーホルダーをプレゼントされました。人生初です。

食後しばし休憩し、 

ビンゴ大会。

役員さんが準備してくれた景品を、小倉委員長がビンゴになった方に配ってくれました。

その小倉委員長が、ただ一人最後の最後までビンゴにならず、ようやく揃った時の笑顔です。

三芳サービスエリアで最後のトイレ休憩かと思いきや、

練馬インターを降りてすぐの木曽路に寄ってトイレ休憩。

あっという間に夕暮れの新宿に到着です。旅行前日の支部執行委員会で小倉委員長がみんなの前で宣言した通り「一人も欠ける事なく」無事に帰ってくる事が出来ました。

準備をされた役員の皆さん、大変お疲れ様でした&ありがとうございました。今回参加された皆さん、来年も一人も欠ける事なく一緒に旅行しましょうね。

追伸1:自宅に帰り、軽井沢で教えてもらったSAWAMURAの美味しいパンと、役員さんが準備してくれたおつまみセットと、余ったからと渡された飲み物で晩ご飯にしました。道中皆さんがノンアルコールだと言ってさんざん飲んでいた緑色の缶に、はっきりとアルコール4.6%と書いてあり不思議な気持ちになりました。

追伸2:一日目の朝、バスの到着が大幅に遅れたり、シートベルトが壊れていたり、バス昇降用の踏み台をサービスエリアに忘れてしまったり、バスの窓ガラスが割れたり、運転手さんが急きょ交代したりしましたが、すべて笑って話せる思い出になって良かったです。

さぁ、来年はどこに行きましょうか。

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