【報告】2022年2月11日 冬のグランピング 一泊交流会&見学会

 

組合員が設計したグランピング&ホテルに宿泊しました。

外には大きなテント。

その裏側には大荒れの海が。

有限会社アールデザインワークスの石垣さんによる施設の説明。

共同で設計を手掛けた佐藤里志さん。

バーベキュー交流会には組合員9人、家族6人の合計15人が参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者からの感想①
 2/11(金)~2/12(土)、設計グループ主催のグランピング施設見学会に参加しました。
 前日の大雪で開催されるか心配でしたが、南房総は積雪が無く、当日は天候に恵まれました。
 会場となった「ちくらつなぐホテル」は、小学校の保養所として建てられた建物であり、東日本大震災を機に、老朽化、耐震性が問題になり、閉鎖された建物を宿泊施設としてコンバージョン、耐震改修した建物です。
 内装や外観は白を基調にさわやかなテイストにまとめられており、気持ち良く過ごすことができました。
 当日はテントに宿泊しましたが、海岸まで20秒という立地もあり、波の音を聞きながら眠ることができ貴重な体験でした。
 施設見学会では設計意図や苦労話、改修ポイントなど細かくご説明頂き、とても勉強になりました。
 夕食のBBQ、翌日の海岸遊びなど、子供も楽しめる会になっており、今後のイベントも積極的に参加したいと思います。
 幹事の皆様、有難うございました。

参加者からの感想②
 設計グループの一泊交流会が2月11、12日に千葉県南房総市にある「ちくらつなぐホテル」で行われ参加しました。
このホテルの開設には渋谷支部の組合員が携わっています。
 元々の建物は「東京学芸大学附属世田谷小学校」の臨海学校施設で、昭和49年に建てられ老朽化して閉鎖されていました。
 その建物を卒業生が法人取得し、ホテルとしてコンバージョンする事業計画でした。
石垣一級建築士(南部分会)、佐藤里志一級建築士(北部分会)、白須一級建築士(東部分会)がチームに加わり取り組みました。
 既存の資料がほとんどない中で、複雑難解な多くの法的ハードルを乗り越え、ひとつずつ着実に問題を解決しプロジェクト開始から約2年を費やし、2019年秋にオープン致しました。直後に千葉県を襲った台風15号の洗礼を受け、コロナ禍に見舞われ、前途多難なスタートでしたが、今回宿泊を伴うグループミーティングが実現しました。
 オミクロン株がピークを迎える中で、参加15人と予定の半分ほどでしたが、ホテルの一部を貸し切り、石垣氏からプロジェクトの概要と施設説明を受け、続いて佐藤氏から前出の法的クリアの苦労が語られました。
 その後、グランピング広場でBBQを行い子供達は駆け回り、料理も美味しくいただき楽しく過ごしました。話が弾み食材をすべて食べ尽くした後も、残り火を囲み座談会でしばし語り合い交流が深まりました。
 既存改修でプランニングにも制約がある中で、緻密に考え抜かれた創意工夫が随所に見て取れ、とてもよくまとめられており、運営・サービスも行き届き、良い施設に変貌を遂げていました。
 どけんの仲間で、このようなプロジェクトが実現出来た事で今後につなぐ希望が膨らみます。

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