4月25日㊏から5月5日㊋の期間で支部代表として白須美登里さんが第11回NPT再検討会議に参加しました。日本からは全体で180人(原水協97人、東京4人、土建1人)が参加をしました。
支部代表:白須美登里
米ニューヨークで4月27日より開催されているNPT再検討会議に渋谷支部から日本原水協代表団として被団協の方々と共に参加しました。過去2回の再検討会議はいずれも最終文書の採択されず、世界中の国々が核の脅威を感じている今、参加国の全会一致の成果文書を出せるかが争点となる国際会議です。現地入り早々、開催に先立ちニューヨーク公共図書館から国連までパレードを行い各団体の皆さんと一緒に世代と国境を越え核兵器のない世界の実現を訴えました。
その後、国連パスを所得し本会議の傍聴をしました。一般討論では各国代表がスピーチ。核軍縮、不拡散をめぐる現在の国際情勢が言葉として刻まれて行く場面を間近にしました。
日本からは国光外務副大臣が登壇されましたが、抽象的なステートメントで残念に思いました。三日目はNGOセッションとして各国、日本から広島、長崎市長、などの発言がありました。被団協の濱住事務局長も被爆者代表として演説。市民社会が分断ではなく協調を、戦争より核廃絶を、市民の挑戦が国際会議の場に存在する事の重みに胸が熱くなります。
サイドイベントにも参加しました。国連ロビーで開催された原爆展。女性交流会。被団協、原水協、原水禁、生協連四団体共同イベント。
各団体の取組に加え、アメリカ、フランス、イギリスの有識者を招いたパネルディスカッションも行なわれ各国の平和活動や今後の展望について意見交換が行なわれました。
被爆者の方と折鶴をお土産に学校訪問にも行きました。生徒達も熱心です。胎内被爆者は生まれるから被爆している。生きる事も死ぬ事も出来ない苦しみを経験し、今も子どもや孫の健康を心配しながら生きている。被団協の方々の地道な証言活動が人の心を動かしノーベル平和賞につながった事も実感できました。全労連とレイバーノーツの交流会では反戦平和運動の労組の役割を学びました。
メーデーにまさに労働者の祭典。各団体が思い思いに音楽を鳴らしたり声をあげたり賑やかです。
一番の盛り上がりはマムダニ市長の登壇。組合労働者を力強く励ますメッセージに会場は大興奮の渦です。労働組合にこそ力があるのだと会場全員で確認しあい
この光景が日本でさほど報じられない事も胸が痛みます。距離があると思われるのかもしれないがむしろ今の日本と強く結びついていると思えます。
肌身であの空気を感じる事ができた事はとても貴重な経験であり平和を伝え続ける意義と次世代への責任を改めて考えました。
NPTはこの後3つの柱「核軍縮」「核不拡散」「原子力の平和利用」主要委員会に分かれ、成果文書採択への議論に入ります。成果文書案に「核共有」への懸念が盛り込まれれば非核三原則の見直しを図る高市政権の態度も問われるでしょう。被爆者の声、核廃絶への議論を動かす力になりますように。一市民として心から願います。
【参加の様子】






